プロジェクト

バイオコンポジットトレーを通じた資源循環と林業発展を目指す活動

  • 9. 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12. つくる責任、つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

概要

バイオコンポジットトレーの普及を目指すプロジェクトです。
プラスチック製品の低炭素化および温室効果ガスの排出量削減を実現する手段の一つとして、樹脂の一部をバイオマス素材で置換えたバイオコンポジットの普及が検討されています。当社のもつセルロースパウダー製造技術※を活用することにより、従来製品よりも強度や成形性に優れたバイオコンポジットが実現可能であり、またリサイクル性にも優れていることが期待されています。また森林資源の活用を通じて林業の発展にも貢献できます。
本プロジェクトではバイオコンポジットトレーの社会実装を果たすとともに、実運用を通じたトレー評価を行いマテリアルリサイクル性の実証を進めます。
※高度に精製した木材セルロースを独自の方法で微細化した粉末です。原料は森林認証で認められた材のみを使用しています。

スケジュール

2024年8月 田子の浦港漁協食堂向けのトレー仕様の検討開始
2025年4月 田子の浦港漁協食堂の営業再開に合わせてトレーを導入、使用開始
2025年12月 シーズン終了時にトレー使用状況を調査

プロジェクト目標

田子の浦港漁協食堂のシーズン終了(2025年12月末)時にトレー使用状況を調査。破損等ある場合はトレーを回収しマテリアルリサイクルにて資源循環を実現させる。

実施者

日本製紙株式会社
田子の浦漁業協同組合
富士市産業交流部産業政策課

リンク

連絡先

日本製紙株式会社 バイオマスマテリアル販売推進部 担当:望月 電話:03-6665-1158

MENU