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(ラジオ番組アーカイブ)学生記者取材 No.19

放送日令和6年1月22日
学生記者熊谷乃音
取材先(SDGs推進企業等)一般財団法人富士市勤労者福祉サービスセンター
ラジオ番組アーカイブ

取材レポート

富士市SDGs推進企業「一般財団法人 富士市勤労者福祉サービスセンター」を取材した。富士市勤労者福祉サービスセンターは、地域密着型福利厚生サービスを行っている。地域密着を生かした〝ふくりこFuji〟でしか提供することのできない福利厚生サービスを行っている。今回は、影山萌生さんにお話を伺った。

熊谷:富士市勤労者福祉サービスセンターさんは、地域密着型福利厚生サービスを行っている〝ふくりこFuji〟は、具体的にどのような事業か教えてください。

影山:まず初めに、共済給付金として「お祝金」や「お見舞・弔慰金」、「住宅災害保険金」などを会員の皆様に給付しています。 それ以外にも「各種補助金交付事業」、「講座の開催」、「地域密着型の施設割引サービス」を行っています。

熊谷:地域密着ということで、他の福利厚生サービスと異なる強みはありますか。

影山:一般的な福利厚生サービスでは、チェーン店の割引などが多いですが、ふくりこFujiは会員事業所の商品やサービスも1つの福利厚生事業として在会員の皆様へ提供している点が挙げられます。例えば、加入手続きの際に「施設利用補助券」という割引券契約も同時に行うことで、これからご加入いただく事業所の事業主および従業員の皆さまが「会員」にも「サービス提携施設」にもなれるような仕組みです。

熊谷:会員様から人気のお店・施設はありますか?

影山:2023年度(9/1現在までの利用率)ですと、利用数最大は、シネマサンシャインららぽーと沼津店さま、個人店は、キチトナルキッチンさま、パティスリーモンドール(ケーキ屋)さま、温浴施設は、花の湯さま、ふじかぐやの湯さまなどです。

熊谷:どのような思いで取り組みを始めたのでしょうか。

影山:会員様だけではなく会員家族の皆様にもご利用いただけるような福利厚生サービスを提供したいという思いでスタートしました。

熊谷:〝ふくりこFuji〟を通じてどのような未来を作りたいですか。

影山:「誰も取り残さないサービス」を提供できるような未来を目指しています。
私自身、三方良しという言葉を大切にしています。誰か一人が我慢したり、誰か一人を取り残したまま他の人を救ったりする「一方的なサービス」ではなく、会員様はもちろんの事、会員家族の皆さんが性別・世代関係なく「広く長く使える事業」を展開するふくりこFujiにしていきたいという気持ちを持っています。
どのような場面でも会員やご家族の皆様に「ふくりこFujiのサービスがあったから助かった!楽しめた!」と感じていただけるような、「皆さんの幸せをお手伝いする団体」としてふくりこFujiを認知していただける未来になれば幸いです。

熊谷:どの年代の方にも幅広く使っていただける何か新しいサービスは考えていますか?

影山:従来、人間ドック、脳ドック、婦人科検診補助は指定病院での受診のみ補助金申請を受付しています。しかし、受診料が高価(4~7万円程度)なことから「気軽な受診が難しい」というお声もいただいております。また、病院側でも現代の患者様のニーズに応えるため多岐に渡る健診内容・健診プランが誕生しているため、今後どこかのタイミングにて「受診病院指定なし」「どの健診内容でも補助の対象」「その代わり、最小実費負担額を指定(実費5000円以上の場合に限る、など)」という現代の健康ニーズに即した「利用しやすい健康補助事業」を展開できたらいいな、と考えています。

熊谷:本日は、ありがとうございました。

影山:ありがとうございました。

取材をし、自分はまだまだ富士市にある中小企業について知らなかったことに気づくことができました。また、働きつつも楽しい、幸せな生活が送れる地域密着型福利厚生サービスがあることを知り、自分の地元である富士市のこと全く知らないと実感しました。
あなたは、富士市の中小企業やふくりこFujiについてどこまで知っていますか…?
(取材:富士市SDGsプロジェクト学生記者 熊谷乃音)

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