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(ラジオ番組アーカイブ)学生記者取材 No.6

放送日令和5年10月16日
学生記者秋山美月
取材先(SDGs推進企業等)しずおか焼津信用金庫
ラジオ番組アーカイブ

取材レポート

静岡市に本店を構える、富士市SDGs推進企業のしずおか焼津信用金庫を取材した。しずおか焼津信用金庫は、静岡県中部と東部を営業エリアにしている地域密着型の金融機関である。
今回の内容は、しずおか焼津信用金庫が取り組んでいる谷津山再生活動だ。
経営企画部の峠知徳さん、田中絢子さん、澤野華世子さんにお話を伺った。

秋山:しずおか焼津信用金庫さんはSDGs事業として谷津山の再生活動をされていると伺いましたが、具体的な内容を教えてください。
田中:地域の環境整備の一環として、静岡市にある谷津山の清掃活動や竹林の整備を行い、伐採した竹を再利用して貯金箱を作るワークショップを行っています。
秋山:どのような目的で取り組まれているのですか。
田中:子供達に谷津山で起きている森林への被害や、大雨による土砂災害の危険が伴う里山の問題を知って欲しいという思いで取り組んでいます。田中:竹は生育が早く、地面の表層を這うように広がるため、土砂崩れなどを引き起こす恐れがあります。本店近くに谷津山という標高100m程の 里山があり、竹の被害にあっているということから、地元の団体と協働で整備を始めました。
秋山:地域の自然保護ということですが、いつから活動なさっているのですか。
峠:平成22年から活動しています。
秋山:貯金箱作りと仰っていましたが、どこで工作されるのですか。
田中:毎年、るくるサイエンスピクニックに出店して一緒に貯金箱を作っています。子供達にわかりやすいように、ブースの後ろに谷津山の問題を簡単にまとめたパネルも展示しています。
秋山:貯金箱作りの他に何か取り組まれていることはありますか。
澤野:SDGsについて理解を深めてもらおうと小さな子供向けにシール絵本を作成しています。
秋山:では、最後に伝えたいことはありますか。
峠:るくるサイエンスピクニックにぜひ遊びに来て欲しいです。
秋山:ありがとうございました。
峠、田中、澤野:ありがとうございました。

取材を通して、地域の自然環境を守るために地元と共同して整備活動をなさっていることを知ることが出来た。谷津山を再生し、地域住民の憩いの場や子供たちの環境教育の場として、未来に残していきたいという前向きな姿勢が伝わった。今年のるくるサイエンスピクニックは11月11日、12 日に実施予定である。
(取材:富士市SDGsプロジェクト学生記者 秋山美月)

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