推進企業・団体
金子歯車工業株式会社
概要
弊社は、1939年の創業期より軍需産業に向け部品の生産を生業とし発足しました。戦後になると地元製紙機械産業をはじめ一般産業機械向け歯車の製造を行い、全国に1500件以上の顧客からご支持いただいている多品種少量を得意とする歯車の専門製造業社です。
現在では、航空・宇宙・防衛、産業用ロボット、次世代自動車など国家の定める成長分野に進出し、国内屈指のオンリーワン技術で日本のものづくりを支えております。
弊社で製造された高精度歯車は飛行機、ロボット、自動車をはじめ様々な機械装置に組み込まれ、力を伝え、物を動かす重要な部品として世界中で使用されております。
ものづくりは「人づくり」。
人財の成長を元に、高精度な加工技術を磨き、持続可能な企業として発展していく為にSDGsに積極的に取組み、人の心を動かす歯車として、地域、社会に貢献できるよう努めて参ります。
SDGs取組方針
金子歯車工業株式会社は、素晴らしいこの社会を次世代の子供たちに残し、未来永劫伝える為に、SDGs未来都市富士市の実現に賛同します。
安心・安全であり、明るい豊かな社会実現に向け、地域の社会課題を積極的に取り組み、先進的であり、人に優しい組織づくりを通して解決していきます。
また、質の高い加工技術の発展による新たな製品と技術を創出し、オンリーワン企業を目指す事で、地域に根付く持続可能な企業経営を行い、地域の繁栄に繋げて参ります。
これらの目標に対し、我々が持つ技術・知識・情報を活用し、社内文化活動の主となる改善提案活動を積極的に推進する事で、「人」の意欲を高める事で、キラリと輝く人財を育成し、地域で活躍できる組織となります。
さらに、地域と共生するため、環境美化をはじめとする地域活動への参加や、企業・団体向けの社内改善提案活動の見学会開催など、積極的に取り組みます。
KPI
| KPI名 | SDGsに関連した改善提案を提出する。 |
|---|---|
| 概要 | 弊社で行われている改善提案活動にSDGsの該当する改善提案を提出できる仕組みを作り、社内でSDGsの認知及び理解向上と積極的な活動を推進します。SDGs未来都市啓発の成果として、提出されたSDGsに該当する改善提案の件数により弊社の活動を数値化し、SDGs活動を定着させていくことで、地域の抱える課題を解決する一助となることを目的とする。 また、改善提案活動は企業・団体向けの見学を積極的に受け入れており、これにより地域企業へのSDGsの普及も期待できる。 |
| 目標年 | 2030年 |
| 目標値 | 26件×8年=208件 |
| 年 | 実績値 | 主な活動 |
|---|---|---|
| 2022 | 21 | 4月時点の集計なので年間目標のペースとしては順調に進んでいる。今後、全社員参加のSDGsの教育研修時間を設けることで活動を活発化させる。また、SDGs改善強化月間を年にひと月設け、積極的な声掛けを行う事で件数UPを図る。 |
| 2023 | 19 | SDGs17項目を改善提案活動と紐付ける事に抵抗がある、難しく捉えてしまうという声もあがった。対策として、強化月間の前に、SDGsと改善提案活動の紐付け例などの教育を行う計画を立て、実施する事とした。（2023年5月1日～2024年4月末まで） |
| 2024 | 169 | 2024年7月に、社内全体教育を実施しました。SDGsの17項目と改善提案活動との紐付け方などを説明するスライドを作成し、全体教育を行うことで全社員の知識を深めることができました。また、教育で使用したスライドを画像として保存し、社内LINEのアルバム機能を活用して展開することで、社員全員がいつでも簡単に事例確認を行えるような環境を構築しました。その結果、SDGsに関連した多数の提案が提出されました。さらに、全てのやりとりをデータで行うことにより、ペーパーレス化を推進し、環境負荷の軽減にも取り組むことができました。（2024年5月1日～2025年4月末まで） |