プロジェクト

「使用済みペーパータオルを含む」紙資源リサイクル活動

  • 8. 働きがいも経済成長も
  • 9. 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12. つくる責任、つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 15. 陸の豊かさも守ろう
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

概要

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、利用が広がっているペーパータオルは、資源リサイクルができない紙製品として扱われており、可燃ごみとして焼却処分されています。
 紙のまち富士市から、発生し続けるごみ問題の解決のため、富士市文化会館(ロゼシアター)において、指定管理者である文化振興財団と協働し、使用済みペーパータオルを紙原料として回収し、トイレットペーパーの原料として活用できることを実証しました。
 今後は、紙資源がリサイクルされて最終的にはリサイクルされた製品が排出元に還元される循環を作り上げることを目標に、この事例を広く波及させることで、多くの地域や施設で同様に資源循環の取組の輪を広めていきます。

スケジュール

2022年 商業施設やオフィス等から大量に発生する従来焼却処分されてしまっている使用済みペーパータオルを含む紙資源を回収しトイレットペーパーやティシューペーパーなどの紙製品へリサイクルする。
2030年 その紙製品を紙資源の発生元である商業施設やオフィスのトイレで使用するトイレットペーパーやオフィス内のティシューペーパーとして還元し、資源循環の輪を完結させることでサーキュラーエコノミーを達成する。

プロジェクト目標

紙資源の発生元である商業施設やオフィスのトイレで使用するトイレットペーパーやオフィス内のティシューペーパーとして還元し、資源循環の輪を完結させることでサーキュラーエコノミーを達成する。

選定日

2023-12-14

審査員・支援者のコメント

立場の異なるステークホルダーが、紙資源という富士市らしい素材を軸に、循環の輪をつなぐ素晴らしい事業だと思います。

製紙のまち・富士市で取り組む意義が大きいものだと考えます。
コロナ過の新しい生活習慣の中で需要が増加したペーパータオルを再資源できれば、コロナで生じた負の遺産(ペーパータオル等のゴミ増加)の払拭につながると考えます。

当申請プロジェクトは、FUJI3Sプロジェクトとして適格要件を十分満たしています。
製紙の原料は古紙・パルプで、為替変動にも影響される原料コストおよび回収コストにも耐えられるリサイクルシステムの構築を望みます。
(為替が円高になり、輸入原料の価格が下落した場合にも耐えられるようなシステム)

「紙のまち」富士市らしいプロジェクトだと思います。
「経済、社会、環境の三側面が調和した循環型経済への移行を目指す」当該プロジェクトが順調に進み更に拡大されることを期待しています。

循環型経済への移行を目指すFUJI3Sプロジェクトにふさわしいプロジェクトであり、このプロジェクトのますますの拡大を期待しています。
なお、衛生上の懸念に関する説明に配意されればより良くなるかと感じます。

実施者

コアレックス信栄株式会社
公益財団法人富士市文化振興財団
社会福祉法人ふじのやま

連絡先

コアレックス信栄株式会社 静岡営業所 総合企画室 宇佐美
0545-38-9475

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