プロジェクト
概要
日本における少子高齢化の影響から、富士市内の伝統芸能や文化が、熟達者の高齢化と後継者不足によって消失の危機が問題視されている。
この問題をIT技術で解決する手段を進めるため、富士市教育委員会 文化財課、コニカミノルタ静岡、そして常葉大学経営学部情報学ゼミナールの産官学連携により認知科学や文化学などに特化した生成AIを複数実装し、伝統芸能のエキスパートとAIとの会話を通して伝承に必要な経験知や情報を整備できるようにアプローチを試みる。
PC操作が苦手な方でも、手軽で簡単に整備することが低コストで実現でき、富士市の重要な観光資産として必要な情報をアーカイブ化し、後世に伝承することで持続可能な文化を確立できることが期待される。
スケジュール
2025年4月:伝統芸能継承プロジェクト発足
2025年5月~8月:動画撮影と解析、AIとの対話によるコンテンツ作成
2025年9月:コンテンツレビューと修正
2025年10月:コンテンツの完成
プロジェクト目標
2025年に伝統芸能継承コンテンツの作成を仕組化して、2026年度から観光資源としての活用を試行する
実施者
コニカミノルタ静岡株式会社 富士営業所
富士市 教育委員会 文化財課
常葉大学 経営学部 情報学ゼミナール
連絡先
コニカミノルタ静岡株式会社 営業部 ICW推進課
担当:田村恭嗣
電子メール:kyouji.tamura@konicaminolta.com