お知らせ

ハチドリフェスが開催されました(ハチドリラボ)

 令和6年3月16日(土)、ホワイトパレスにて、体験型SDGsイベント「ハチドリフェス」が開催されました。

 「今、私にできること」を見つけるきっかけを創出する「ハチドリプロジェクト」として、定期的にカードゲームやワークショップを開催してきましたが、学生社会起業家の山田果凛さん、香奈着物着付教室に協力を仰ぎ、広く市民へSDGsの実例を紹介しました。

講演

(株)Familic 代表
 大阪大学人間学部 山田果凛さん
「なぜ学ぶのか?」という疑問と、中学生で渡ったインドの孤児院での現状を目の当たりにしたことから、ソーシャルビジネスを始め、現在に至るまでのお話しをしていただきました。

(一社)まちの遊民社がコーディネートした市内の学校でのSDGs学習を、ファシリテーター日江井氏に紹介いただきました。

 SDGs学習で使用したカードゲームを紹介。
ゲーム展示コーナーで実際にゲームをファシリテーターが説明しました。中でもG et the Point は来場者に実際に体験していただきました。

車椅子着付けのファッションショー

 オープニングムービーでは、「大切な日はみんな同じ」というメッセージを発信。市立高校有志の皆さんに声の出演をお願いし、モデルさんの登場前に、今回のショーに出演する想いを代読にて紹介しました。

 専用の着物ではなく、通常の着物を加工することなく着ることができる車椅子着付けを紹介。桜香会きもの学院主宰、今井田先生と車椅子着付け部門統括、新保先生に振り袖の帯結びを実際に披露していただきました。
 モデルの皆さんが本当にうれしそうにしていました。泣き出してしまう方もいらっしゃいました。車椅子だからと諦めなくていいということを多くの方に知っていただける機会になったと思います。

SDGsマルシェ・ワークショップ

 「Tobira Café富士店」として、山田果凛さんの希望で市立高校の有志の皆さんとカフェを運営しました。
 ボランティアスタッフとしてスターバックスの社員も多く参加していたため、サポートをしてもらいました。生徒さんたちには山田さんの講演を聞いた後にスターバックスの方たちにコーヒーの淹れ方を教えてもらい、山田さんと共に来場者にコーヒーを販売するなど、ソーシャルビジネスを実際に体験してもらいました。

 また、プラスチック削減のためのヒントとして、「みつろうラップ」「つかめる水」のワークショップを行いました。子どもたちに体験してもらいながら、親御さんにプラスチック削減がなぜ必要なのかを説明。体験した子どもには紙のクリアファイル(アコーダービジネスフォーム株式会社より協賛)に入れた「Go Goals 」をプレゼントしました。
 このほか、学校の取り組みとしても紹介したGet the Pint を実際にプレイしてもらいました。

あとがき

 開催から少し時がたってしまいましたが、いかがだったでしょうか。有志でイベントを開催するということは楽しくやりがいもありますが、非常に大変なこともでもあります。熱い想いで開催されたこのイベントを通し新たな結びつきも得て、「今、私にできること」を見つけるきっかけを創出する「ハチドリプロジェクト」は、この後も活動を展開されています。次回は、その後のワークショップを紹介したいと思います。

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