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(ラジオ番組アーカイブ)R6学生記者取材 No.1

放送日令和6年9月16日
学生記者グエン ヴィエト クオン
取材先(SDGs推進企業等)株式会社清水銀行
ラジオ番組アーカイブ

取材レポート

 静岡市清水区に本店がある清水銀行を取材した。清水銀行は、公的補助金の活用や、事業の継続、販路開拓支援など、地域企業のニーズに寄り添い、経営のサポートを行っていることから、富士市SDGs推進企業やサポーターを支援する「応援団」として、富士市SDGsプラットフォームの立ち上げ期から富士市SDGsを支援してきた。今回は、清水銀行経営企画部の鈴木健道さんに、清水銀行が行う大学生を対象とした金融経済教育についてのお話を伺った。

グエン:清水銀行は持続可能な未来づくりに繋がるSDGs事業として大学生を対象とした金融経済教育を行っているそうですね。どのような事業かお聞かせください!
鈴木:地域に対する金融経済教育の実践として静岡県立大学と静岡大学にて半年ごと毎週講義を開催しています。この講義は、今年度で静岡県立大学では20年目、静岡大学では8年目を迎え、2校合わせた累計受講者数は2,000名以上となっております。静岡県の経済や大学の授業が社会とどのような関わりがあるのかの理解を深めていただき、今後社会人となる大学生に金融に関する知識を身につけていただく授業内容を提供しております。

グエン:成果を感じることはありますか?
鈴木:毎回講義内容についての感想、質問等を書いていただくコメントペーパーの中で「他の講義では聞くことができない内容ばかりで受講してよかった」、「日頃お客様と接している銀行の方から直接話を聞けて抱いていた銀行のイメージが変わりました」、といった学生からの生の声を聞くことができたときには講義を開催していてよかったと感じます。また、この講義を通して地域金融機関への就職に興味を持っていただくこともあり、清水銀行に就職してくれた学生もいます。講師に憧れて当行に入行した学生が、講師として母校の学生の前に登壇するという事例もありました。
グエン:金融教育を通じてどのような未来を作りたいとお考えでしょうか。
鈴木:地域の将来を担う大学生の方々に金融経済教育を提供することによって、その学生が社会人となったときに、富士市をはじめ静岡県の地域の持続的な成長発展に貢献できる人材の育成につながればと思っております。また、今後静岡県で活躍する大学生と一緒に富士市や静岡県の未来を共に考え、共に創っていきたいと思っております。
グエン:本日はありがとうございました。
鈴木:ありがとうございました。

今回の取材を通じて、清水銀行さんの「教育は大事だ!」という思いに共感した。自分自身で学んで行動することだけでなく周りの人たちにも、SDGsにつながるかな、と考えながら行動してもらえば、社会が少しずつよりよくなると思う。皆さんも今まで学んだSDGsについての知識を大勢の人たちに伝え一緒に頑張ってみてはいかがだろうか?
(取材:富士市SDGsプロジェクト学生記者 グエン ヴィエト クオン)

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