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(ラジオ番組アーカイブ)学生記者取材 No.9

放送日令和5年11月6日
学生記者佐野司馬
取材先(SDGs推進企業等)富士川プラスチックス工業株式会社
ラジオ番組アーカイブ

取材レポート

富士市中之郷に工場を構えている富士市SDGs推進企業「富士川プラスチックス工業株式会社」を取材した。富士川プラスチックス工業は、様々なプラスチック製品を製造販売している。様々な業種の企業から注文を受け、成形・組立などをし製品を納品している。
その中で、今回取り上げるのは「リサイクルPET樹脂100%ハンガー」。
代表取締役である大髙宏明さんにお話を伺った。

佐野:まず1つ目の質問です。 富士川プラスチックさんでは持続可能な未来づくりに貢献するSDGs活動の一環としてリサイクルプラスチックを使った製品作りをしていると伺いました。具体的にどのような事業かお聞かせください。
大髙:リサイクル事業に関連するってなるとこのハンガーなんですよ。(ハンガーを取り出す)これはうちの作ったハンガーなんです。作業着メーカーさんや工場などのユニフォームを取り扱う団体さんに向けたハンガーを製造しております。


佐野:一般の方向けではなく企業さん向けのハンガーの製造をしていると言うことですか?
大髙:これまではそうですね。これらのハンガーは作業服メーカー向けになりますが、最近では、自社ブランド品として、違う形状のリサイクルハンガーも作っていて、販路を拡大していきたいと思っています。取材後の8月ですが富士市ふるさと納税返礼品に登録されました。
佐野:どのようにしてリサイクルハンガーの原料を集められているのですか?
大髙:富士市、富士宮市内の業者から原料を仕入れています。PETボトルやこういう(コーヒーカップのふたを型抜きした後の耳を取り出す)ものの粉砕品です。

佐野:なるほど、それを使いこちらで成形加工しているというわけですね。ところでどのような経緯でこのハンガーの製造を始められたのですか?
大髙:元々はアパレルメーカーさんの向けのハンガーを作ってたんですがね。今から20年以上前なのですが、取引先の繊維商社さんから「ペットボトルの粉砕材でハンガー作れたりしない?」っていわれましてね。そこで新しいハンガーづくりとしてその原料を使ってみたんです。
佐野:そんなお話があったんですね。難しかったですか?
大髙:そんなことないですよ。あ、そう。できるよって感じでした。のちのち、その軽はずみの返答が様々な苦労の種になってしまいましたがね・・・。
佐野:リサイクルハンガーづくりを通して伝えていきたいことってなんですか?
大髙:なかなか難しい質問ですね、そうですね…最近ではCo2削減だとかマイクロプラスチックによる海洋汚染、カーボンニュートラルとか、僕たちプラスチック製造業界への風当たりが強くなって言ってるじゃないですか。でもそう言いながらもプラスチック製品は社会から全く切り離せていないんですね。だからこそ、プラスチックは出来るかぎりリサイクルして使った方がいい。例えば、ハンガーのようなものでも、リサイクル素材を使った製品を使ってもらったりとか、それ以前に、正しくリサイクルをすることも必要です。多くの人に、しっかりと分別をしてもらうと、リサイクルがますます進みます。きちんと分別処理をしてもらうことでエコの環を広げてもらいたいですね。
佐野:自分もリサイクルから始まるエコの環を広げていこうと思います。本日は貴重なお時間ありがとうございました。

取材を終え、自分の持ち物をよく見てみた。そこには再生プラスチック使用を示すマークがついていた。自分たちは日頃から何気ないところでエコの環の中に生き、それを広めていくべきだと感じた。
(取材:富士市SDGsプロジェクト学生記者 佐野司馬)

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